英語の否定文の作り方|パターン別にイチから完全マスター!

英語 否定文 作り方_アイキャッチ

「英語の否定文が、よく分からない…。」
「isn’t とか don’t とか、どうやって使い分けたらいいのか、ちゃんと整理したい…。」
「英語の否定文の作り方を、まとめて理解したい!」

本記事は、こんな悩みを持った方に向けて書いています。

目次

否定文とは

否定文とは、「〜ではない」と否定を表す文のことです。
否定文のイメージ

否定文の作り方

否定文の作り方は、文の述語動詞の種類によって異なります。順番に、見ていきましょう。
否定文の作り方のパターン

助動詞+動詞の原形

助動詞が使われている場合、助動詞の後ろに not をつけると、否定の文になります。助動詞+not は、いくつか省略形で表現することもできます。

・I can’t speak Spanish. (私は、スペイン語を話せない。)
・You shouldn’t eat too much fast food. (ファーストフードを食べすぎるべきではない。)

助動詞について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
英語の助動詞を使いこなそう!使い方や意味の違いを、一覧でくまなく解説

法助動詞の否定文
助動詞の否定の省略形

完了形で使われる have/has/had も、助動詞の1つです。後ろに not を置くと、否定文になります。

・I haven’t received an email yet. (私は、まだメールを受信していない。)
・He has already done his tasks. (彼はすでに、自分のタスクを完了した。)

「完了形が何か分からない」という方は、英語時制を図解と表でわかりやすく解説!使い方や時制ごとの違いをマスターしよう を併せて読んでみてください。

第一助動詞の否定文
have:has:hadの否定の省略形

be動詞

文の述語動詞が be 動詞の場合も、be 動詞の後ろに not を置くと、否定文になります。

・I’m not sure. (確信はありません。)
・He isn’t at home now. (彼は今、家にいません。)

be動詞について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
Be動詞とは?使い方から一般動詞との違いまで、わかりやすく図解!

be動詞の否定文
be動詞の否定の省略形

一般動詞

述語動詞が一般動詞の場合、動詞の前に do/does/did not を足した上で、一般動詞を原型に変えて、否定文を作ります。

do:does:did の否定の省略形

時制が現在で、三単現 (三人称・単数・現在) も適用されない場合は、do not を加えます。

・I don’t cook much. (私は、あまり料理しません。)
・These plans don’t include phone support. (これらのプランは、電話サポートを含みません。)

一般動詞の否定文

三単現のルールが適用される場合は、do not ではなく does not を使います。

・She doesn’t drive a car. (彼女は運転しません。)
・Ken doesn’t like singing. (ケンは、歌うのが好きではありません。)

三単現は、以下の記事で詳しく解説しています。
三単現のSとは?イラスト付きでわかりやすく解説

一般動詞の否定文(三単現)

時制が過去の場合は、do は did になります。

・She didn’t come to the party. (彼女はパーティーに来なかった。)
・I didn’t know that. (知りませんでした。)

※ 完了時制だと have/has/had、未来だと will の助動詞がつきます。その場合は、上述した通り、助動詞の後ろに not をつけます。

・He hasn’t seen this movie yet. (彼は、まだこの映画を見たことがない。)
・I will not give up. (私は諦めません。)

一般動詞の否定文(過去形)

その他の否定表現

not の適用

述語動詞の前以外にも、not は適用できます。

限定詞の前
Not all managers agreed. (全てのマネージャーが同意したわけではない。)

限定詞について詳しく知りたい方は、こちらをご参考ください。
限定詞まとめ|主な種類と使い方を、わかりやすく解説!


準動詞の前

I promise not to be late. (遅れないことを約束します。)

準動詞に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
英語の準動詞とは?役割や使い方を、図解で一気にマスターしよう!

否定の代名詞・限定詞

否定の意味を持つ代名詞や限定詞を使って、否定を表現することもあります。

Nothing (何も〜ない)
Nothing has to be changed. (変えるべきものは、何もない。)

Nobody (誰も〜ない)
Nobody knows. (誰にも分からない。)

No (ひとつも〜ない)
I have no idea. (さっぱり分かりません。)

Few/little (ほとんど〜ない)
Very few people answered the survey. (調査に回答した人は、殆どいなかった。)

代名詞について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
代名詞の使い方まとめ|基本を一気にマスターしよう!

まとめ

最後に、ポイントを振り返りましょう。

・英語の否定文の作り方
 ・助動詞+動詞の原形:助動詞の後ろに not をつける
 ・be動詞:be動詞の後ろに not をつける
 ・一般動詞:一般動詞の前に do/does/did not をつけて、一般動詞は原形にする

英語を話す中で、否定文を作る機会は少なくありません。たくさん練習して、使いこなしていきましょう!

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