「英語の否定文が、よく分からない…。」
「isn’t とか don’t とか、どうやって使い分けたらいいのか、ちゃんと整理したい…。」
「英語の否定文の作り方を、まとめて理解したい!」
本記事は、こんな悩みを持った方に向けて書いています。
目次
否定文とは
![否定文のイメージ](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/否定文のイメージ.jpeg)
否定文の作り方
![否定文の作り方のパターン](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/否定文の作り方のパターン.jpeg)
助動詞+動詞の原形
助動詞が使われている場合、助動詞の後ろに not をつけると、否定の文になります。助動詞+not は、いくつか省略形で表現することもできます。
・I can’t speak Spanish. (私は、スペイン語を話せない。)
・You shouldn’t eat too much fast food. (ファーストフードを食べすぎるべきではない。)
助動詞について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
英語の助動詞を使いこなそう!使い方や意味の違いを、一覧でくまなく解説
![法助動詞の否定文](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/法助動詞の否定文.jpeg)
![助動詞の否定の省略形](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/助動詞の否定の省略形.jpeg)
完了形で使われる have/has/had も、助動詞の1つです。後ろに not を置くと、否定文になります。
・I haven’t received an email yet. (私は、まだメールを受信していない。)
・He has already done his tasks. (彼はすでに、自分のタスクを完了した。)
「完了形が何か分からない」という方は、英語時制を図解と表でわかりやすく解説!使い方や時制ごとの違いをマスターしよう を併せて読んでみてください。
![第一助動詞の否定文](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/第一助動詞の否定文.jpeg)
![have:has:hadの否定の省略形](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/havehashadの否定の省略形.jpeg)
be動詞
文の述語動詞が be 動詞の場合も、be 動詞の後ろに not を置くと、否定文になります。
・I’m not sure. (確信はありません。)
・He isn’t at home now. (彼は今、家にいません。)
be動詞について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
Be動詞とは?使い方から一般動詞との違いまで、わかりやすく図解!
![be動詞の否定文](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/be動詞の否定文.jpeg)
![be動詞の否定の省略形](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/be動詞の否定の省略形.jpeg)
一般動詞
述語動詞が一般動詞の場合、動詞の前に do/does/did not を足した上で、一般動詞を原型に変えて、否定文を作ります。
![do:does:did の否定の省略形](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/dodoesdid-の否定の省略形.jpeg)
時制が現在で、三単現 (三人称・単数・現在) も適用されない場合は、do not を加えます。
・I don’t cook much. (私は、あまり料理しません。)
・These plans don’t include phone support. (これらのプランは、電話サポートを含みません。)
![一般動詞の否定文](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/一般動詞の否定文-1.jpeg)
三単現のルールが適用される場合は、do not ではなく does not を使います。
・She doesn’t drive a car. (彼女は運転しません。)
・Ken doesn’t like singing. (ケンは、歌うのが好きではありません。)
三単現は、以下の記事で詳しく解説しています。
三単現のSとは?イラスト付きでわかりやすく解説
![一般動詞の否定文(三単現)](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/一般動詞の否定文三単現.jpeg)
時制が過去の場合は、do は did になります。
・She didn’t come to the party. (彼女はパーティーに来なかった。)
・I didn’t know that. (知りませんでした。)
※ 完了時制だと have/has/had、未来だと will の助動詞がつきます。その場合は、上述した通り、助動詞の後ろに not をつけます。
・He hasn’t seen this movie yet. (彼は、まだこの映画を見たことがない。)
・I will not give up. (私は諦めません。)
![一般動詞の否定文(過去形)](https://perapera-learning.com/wp-content/uploads/2022/05/一般動詞の否定文過去形.jpeg)
その他の否定表現
not の適用
述語動詞の前以外にも、not は適用できます。
限定詞の前
Not all managers agreed. (全てのマネージャーが同意したわけではない。)
限定詞について詳しく知りたい方は、こちらをご参考ください。
限定詞まとめ|主な種類と使い方を、わかりやすく解説!
準動詞の前
I promise not to be late. (遅れないことを約束します。)
準動詞に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
英語の準動詞とは?役割や使い方を、図解で一気にマスターしよう!
否定の代名詞・限定詞
否定の意味を持つ代名詞や限定詞を使って、否定を表現することもあります。
Nothing (何も〜ない)
Nothing has to be changed. (変えるべきものは、何もない。)
Nobody (誰も〜ない)
Nobody knows. (誰にも分からない。)
No (ひとつも〜ない)
I have no idea. (さっぱり分かりません。)
Few/little (ほとんど〜ない)
Very few people answered the survey. (調査に回答した人は、殆どいなかった。)
代名詞について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
代名詞の使い方まとめ|基本を一気にマスターしよう!
まとめ
最後に、ポイントを振り返りましょう。
・英語の否定文の作り方
・助動詞+動詞の原形:助動詞の後ろに not をつける
・be動詞:be動詞の後ろに not をつける
・一般動詞:一般動詞の前に do/does/did not をつけて、一般動詞は原形にする
英語を話す中で、否定文を作る機会は少なくありません。たくさん練習して、使いこなしていきましょう!
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